鍼灸の視点から見る、姿勢が先か病が先か

よく病院や接骨院、整骨院、整体などで『〇〇の姿勢が悪いから〇〇に痛みが出ているんですよ』

って言われた経験のある人は多いんじゃないでしょうか?

それ実は9割は誤解なんです!!

どういうことかと言うと、人の体が痛みを引き起こす原因はたくさんありますが姿勢の悪さによって引き起こされるものは、ストレートネック(スマホ首)による首肩の痛み、仕事柄毎日同じ姿勢での作業を数時間行う仕事などが考えられます。

しかしこれらも日々の悪い生活習慣の積み重ねで、体に痛みが出やすい環境が作られてきた結果引き起こされた物でもあるのです。

だから、電気を当てられたり、矯正をしたりしても結局はまた同じところに似たような痛みが出て来てしまうのです。

座っている姿勢が悪いとか歩く時の姿勢が悪いとか、まして寝ている時の姿勢が悪いと言われても本人では直しようがありません。

普段無意識化でおこなっている動作というのは、一時は意識を向けられますが常にそれを意識して生活するのは不可能です。

患者さんから他でそういうふうなことを言われたと聞いた時はそこの先生は治す知識と技術がないんだなと思ってしまいますね。

では、タイトルの回収をしていきたいおと思います。

病が先です。

人は体のどこかを病んでしまった時、無意識に体を庇います。

その庇う行動が姿勢となって現れるのです。

だから、いくら痛みを取っても姿勢を矯正しても『なぜ体が病んでしまったのか』の追求ができなければ結局、数時間から数日の間に病んだ状態に戻ってしまうんです。

病院や鍼灸院、整骨院などで何かの治療を受ける際はしっかりとそこの先生の話を聞いて、病の原因をしっかり改善へと導いてくれる先生の治療を受けてくださいね!

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